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映画評『ベクシル -2077日本鎖国-』

『ベクシル -2077日本鎖国-』 2007年製作・日本


斬新な映像で話題を集めた『ピンポン』の曽利文彦監督の最新作。曽利監督が3Dフルアニメーションを手がけるのは、プロデューサーとして参加した、2004年の『APPLESEED』以来。今回は自ら監督として、最先端の映像技術を駆使し、全世界に殴り込みをかける。

まず、設定自体は面白い。古くは江戸時代の「鎖国」という概念を近未来の日本に持ってくるというのは、なかなか面白い発想である。しかも、ハイテク技術を駆使しての「鎖国」というから、これぞ近未来の「鎖国」という形だ。

そしてその最新の映像技術を十二分に発揮したアクションシーンは迫力満点。このシーンだけでもついつい見入ってしまい、彼らの行く末を固唾を飲んで見守ってしまう。国内外から集めた実力派アーティストのバックミュージックも魅力的。映像にうまくハマっている。

しかし、技術レベルは高いのだが、ストーリーがそこまで追いついていないのが残念。ストーリー展開や登場人物の行動に腑に落ちないところもあり、オチもなんとなく釈然としない。ストーリー面では、『APPLESEED』のほうが一枚上手だったような気がする。(というか、若干『APPLESEED』と似た展開もあった気が・・・。)
ストーリー面をもう少し強化すれば、かなり面白くなったと思うのだが・・・。

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『ベクシル ―2077 日本鎖国―』スペシャルプレゼンテーションイベントレポート

今年夏に松竹系での公開が予定されている『ピンポン』の曽利文彦監督の最新作『ベクシル ―2077 日本鎖国―』。そのスペシャルプレゼンテーションイベントが、25日、東京国際アニメフェア2007特設ステージで行なわれた。

TBSの新井麻希アナウンサーが司会進行を務め、まずは本邦初公開となるスペシャルプロモーション映像が公開。『ベクシル』の舞台は、2077年の日本。圧倒的な技術力で世界をリードした日本が、世界からその技術力の危険性を指摘され、国連から厳格な規制を要求されたことから、これに反旗を翻し、2067年にハイテク鎖国を行い、外国と完全に断絶する。物語はその10年後を描いている。壮大なスケールで描かれたハイクオリティのCG映像が次々と流れ、本編の完成によりいっそうの期待感が高まる映像だった。

映像終了後、監督の曽利文彦氏が登場。2004年に3DCGアニメ『アップルシード』をプロデュースした曽利監督だが、今回は自ら監督となって、新たなる3DCGアニメに挑む。曽利監督は、「(『アップルシード』からは)技術力が遥かに進歩している」と語り、またドラマパートのほうにも力を入れており、CG技術だけがウリではない、エンターテイメント性あふれる作品であることを強調している。

続いて登場したのは、今作の主人公、鎖国された日本に潜入する女兵士・ベクシルの声を演じる、女優・モデルの黒木メイサさん。今作が声優初挑戦となる黒木さんは、キャラクターに命を吹き込むだけに、プレッシャーを感じたとしながらも、楽しくやれたとアフレコの感想を語った。

その後、マスコミ向けに黒木メイサさんと曽利監督のフォトレセプションが行なわれ、終了後、黒木さんはここで退場。
そして、今作に出演する声優陣が明らかにされた。松雪泰子さん、谷原章介さんといった人気俳優に加え、朴ロ美さん、柿原徹也さん、櫻井孝宏さん、森川智之さん、大塚明夫さんといった主役級の人気声優も顔をそろえ、豪華なキャスト陣となっている。

その『ベクシル』に出演する朴ロ美さん、柿原徹也さんがここで登場。しかし、どちらも誰を演じるかは、現時点では明らかにされなかった。朴さんの演じる役は、「生きることに誠実で、純粋なキャラ」で、曽利監督自身もかなり思い入れているキャラだそう。一方の柿原さんの役は、明るい頭脳派キャラとのことだが、どういう役割で登場するかはこちらも不明。いずれにせよ、今後の続報に注目したいところだ。

イベントの最後で、朴さんは、「世界観がリアルで、どっぷりつかってしまう作品」と今作を評し、柿原さんは「今までのCG作品ではできなかったことができていて、こういう作品がこれからもどんどん出てきてほしい」と3DCGアニメの今後に期待を寄せた。曽利監督は、「今回制作を担当したOXYBOTは日本最先端のCGチームで、自分でも身震いするような映像が登場している。」と作品の技術力の高さを改めて強調し、ステージは終了した。

※朴ロ美さんの「ロ」は、正しくは王へんに路

<参照記事>
「ベクシル-2077 日本鎖国-」 TAF2007ステージレポート」(アニメ!アニメ!ニュース)

<関連作品>
ピンポンピンポン
窪塚洋介 松本大洋 曽利文彦

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APPLESEEDAPPLESEED
士郎正宗 荒牧伸志 小林愛

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Author:二代目中人半波
名前:二代目中人半波
年齢:2?
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2006年4月、初代中人半波が開設。
その後すぐに、のちの二代目である私が運営に加わり、共同で当ブログを運営。
2006年11月、初代中人半波が多忙のため勇退。
私が二代目中人半波を襲名し、現在に至る。

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