毎日放送木曜深夜アニメ枠を拡大へ
現在は、深夜1時25分から『マクロスF』が放送されているが、10月2日からは『マクロスF』の後番組に『黒執事』を放送し、そのあと1時55分から『キャシャーンSins』を放送する。また、『CLANNAD AFTER STORY』は10月9日からのスタートで、『キャシャーンSins』のあとの2時25分から放送する。現在のところ、木曜深夜に放送予定のアニメはこの3本となっている。
なお、『かんなぎ』『地獄少女 三鼎』『テイルズ・オブ・ジ・アビス』『とある魔術の禁書目録』は、土曜深夜の「アニメシャワー」枠で放送される。『夜桜四重奏』については現在のところ時間は未定。
本郷みつる監督、「ひまわり追加に反発して降板」を否定
本郷監督は、4月10日付のブログで、「フリーの演出がそんな理由で作品を降りるなんてある訳ない」と書き込み、ひまわり追加に反発しての降板を否定。また、「『スケジュールが他の劇場作品に比べて極端に短い(だいたい4ヶ月未満。第2作『ブリブリ王国の秘宝』の場合は、元日から絵コンテを切っていた)」という記載についても、「正月から絵コンテやっていたら間に合わない」と完全否定した。
本郷監督の後を継いで、チーフディレクターに就いた原恵一監督は、ひまわりを入れるテコ入れに対し、本郷監督は「そんなことをしても意味がないから。これ以上はちょっと僕は関われない」と、自分で身を引いたような形だったと証言している。(『アニメーション監督 原恵一』より)
本郷監督は『クレヨンしんちゃん』のチーフディレクターを1992年の放送開始から1996年9月まで担当。劇場版も93年の『アクション仮面VSハイグレ魔王』から96年の『ヘンダーランドの大冒険』まで監督を務めた。
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『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』がアメリカで上映?
その『のび太と緑の巨人伝』がアメリカでも上映されるという。現時点ではWikipediaに書き込まれている情報のみで、正確な情報源は不明だが、今年の12月にもコロムビア映画の配給での上映が予定されているという。また、英語版のWikipediaには、すでにアメリカ版の声優陣も明らかにされている。(ただし、こちらも未確定情報)(参照:Nobita and the Green Giant Legend 2008 - Wikipedia, the free encyclopedia)
『ドラえもん』は主に韓国や台湾、インドネシアなどの主にアジア諸国での人気が高いが、アメリカなど欧米諸国ではなかなか浸透していなかった。『ドラえもん』の本格的なアメリカ進出はこれが初めてとなりそうだ。
今回のアメリカ進出が事実とすれば、今作の作風は、実はアメリカの観客も意識してのものだったのだろうか・・・?
日本アカデミー賞、大波乱の結果に
作品賞:『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
主演男優賞:吉岡秀隆『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
主演女優賞:樹木希林『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
助演男優賞:小林薫『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
助演女優賞:もたいまさこ『それでもボクはやってない』
監督賞:松岡錠司『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
脚本賞:松尾スズキ『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
音楽賞:大島ミチル『眉山-びざん-』
撮影賞:蔦井孝洋『眉山-びざん-』
照明賞:疋田ヨシタケ『眉山-びざん-』
美術賞:部谷京子『それでもボクはやってない』
編集賞:菊池純一『それでもボクはやってない』
録音賞:鶴巻仁『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
アニメーション作品賞:『鉄コン筋クリート』
外国作品賞:『硫黄島からの手紙』
<参照記事>
「日本アカデミー賞:「東京タワー」が5部門受賞」(毎日新聞)
毎日放送「土6」アニメ枠撤退へ
TBSの公式サイトによると、現在日曜17時半から放送している『報道特集』を、4月5日から土曜17時半から18時50分に移動し、大型報道番組としてリニューアルするほか、日曜深夜に放送していた『世界遺産』を日曜18時に移動する。このため、毎日放送の「土6」枠は、日曜17時に移動となる。
毎日放送「土6」枠は、1993年のクイズ番組「新伍のワガママ大百科」に始まったが、その後はアニメ・特撮番組枠に移行。1996年からは『平成ウルトラマンシリーズ』を放送し人気を博した。2002年からは『機動戦士ガンダムSEED』がスタートし大ヒット。後番組の『鋼の錬金術師』もヒットし、最高視聴率は8%を超え、「アニメのゴールデンタイム枠」の地位を確立した。
しかし、2005年の『BLOOD+』以降は視聴率低迷。裏番組のNHK『メジャー』を下回ることが多くなった。2007年9月からは『機動戦士ガンダムOO』が放送開始されたが、裏番組の影響もあって5%台にとどまっていた。今回の枠移動は、裏番組とのパイの奪い合いによる視聴率低下を避けたい毎日放送とTBSの思惑が働いた格好だ。
<参照記事>
「TBS/MBS系列、土6アニメ枠撤退へ」(DeepParanoiaブログ出張所)
テーマ:エンターテインメント総合 - ジャンル:ニュース
BPO青少年委員会、アニメ番組放送中止について審議
京都父親殺人事件とゲーム・アニメ番組との関連を情報番組で取り上げたため、アニメ番組が放送中止となったと多数の視聴者意見が寄せられていたことについて、青少年委員会は問題となった番組VTRを視聴した上で審議を行なったところ、「因果関係が分からないにもかかわらず(中略)取り上げれば、そのゲームやマンガに対するマイナス効果が発生することは予測できる。番組の作り方には注意すべき」「凶器を使ったアニメやドラマのシーンは、直接的な模倣が出てくることもあり得る。番組内で議論するために取り上げたことはやむを得ない」など各委員からさまざまな意見が出された。
また、アニメ番組を放送中止した理由についての局からの「社会通念上好ましくないと判断した」「遺族や関係者の感情を配慮した」等の回答についても審議され、「放送局自らが自主規制をして簡単に中止していいものだろうか疑問が残る」「反響を考えると、中止したことは局として妥当な判断だったのではないか」と意見が分かれた。
このほか、青少年委員会では、罰ゲームに関するBPO見解への視聴者意見や児童ポルノに関する取り組みなどについても審議された。
<参照記事>
「青少年委員会 委員会議事のあらまし」(BPO)
『河童のクゥと夏休み』がキネ旬ベストテン入り
映画雑誌『キネマ旬報』は、2007年度第81回キネマ旬報ベスト・テンを発表した。日本映画の第1位は、周防正行監督の『それでもボクはやってない』が選出された。また、第5位にはアニメ作品の『河童のクゥと夏休み』(原恵一監督)が入選。アニメ作品のキネ旬ベストテン(日本映画)入りは、2001年度の『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)以来6年ぶりで、通算11作品目。スタジオジブリ作品(『風の谷のナウシカ』含む)以外では、初の快挙となった。
・キネ旬ベストテン入りしたアニメ作品
1984年 | 『風の谷のナウシカ』 | 宮崎駿 | 第7位 |
1986年 | 『天空の城ラピュタ』 | 宮崎駿 | 第8位 |
1988年 | 『となりのトトロ』 | 宮崎駿 | 第1位 |
1988年 | 『火垂るの墓』 | 高畑勲 | 第6位 |
1989年 | 『魔女の宅急便』 | 宮崎駿 | 第5位 |
1991年 | 『おもひでぽろぽろ』 | 高畑勲 | 第9位 |
1992年 | 『紅の豚』 | 宮崎駿 | 第4位 |
1994年 | 『平成狸合戦ぽんぽこ』 | 高畑勲 | 第8位 |
1997年 | 『もののけ姫』 | 宮崎駿 | 第2位 |
2001年 | 『千と千尋の神隠し』 | 宮崎駿 | 第3位 |
2007年 | 『河童のクゥと夏休み』 | 原恵一 | 第5位 |