大谷育江さん、仕事復帰
大谷さんは、『ポケットモンスター』のピカチュウ役や『金色のガッシュベル』ガッシュ・ベル役など、いずれも子供たちに多大な人気を集めているアニメにレギュラー出演していたが、1月頃から体調を崩し休業。休業中は、伊倉一恵さんや折笠愛さんらが代役を務めていた。主演作であった『金色のガッシュベル』は、大谷さんの復帰を待たずして放送が終了。今年のGWに公開された名探偵コナン10周年記念作品の『探偵たちの鎮魂歌』も出演を見送ることになり、ファンにとっては残念な結果となった。
人気アニメのキャラクターを演じていた大谷さんだけに、今回の休業には多くのファンが心配し、一日も早い復帰が待ち望まれていた。この休業劇で、改めて大谷さんの存在の大きさをうかがい知ることになったのは言うまでもないだろう。
SEED最新作「STARGAZER」、7月からネット先行配信
『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-』は、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの舞台であるコズミック・イラの世界観のもと、新たな登場人物やモビルスーツ、ストーリーで描かれる45分の新作オリジナルアニメ。スタッフには、『SEED』シリーズで絵コンテを担当した西澤晋氏が監督を務めるほか、メカニックデザインに大河原邦男氏、キャラクターデザインに大貫健一氏など、『SEED』シリーズのメインスタッフが参加。
注目のキャスト陣は、セレーネ・マクグリフ役を大原さやか(『XXXHOLiC』壱原侑子役)、スウェン・カル・バヤン役を小野大輔(『涼宮ハルヒの憂鬱』古泉一樹役)、ソル・リューネ・ランジュ役を福山潤(『XXXHOLiC』四月一日君尋役)が演じる。
『STARGAZER』は7月からバンダイチャンネルにて毎月15分ずつ3ヶ月にわけて配信を実施する予定。公開時期、価格等は今後、『STARGAZER』の公式ホームページにて随時発表される。
参照記事:日経プレスリリース「バンダイナムコグループ4社、新作ガンダムの映像作品を7月からネット先行公開」
ガンダムSEED、劇場映画化へ
『SEED』シリーズは、2002年10月にMBS・TBS系列で放送開始。「21世紀のファーストガンダム」と銘打って作られた本シリーズは、女性ファンを中心に人気を集め、T.M.Revolutionらが歌った主題歌が、オリコンチャート上位に入るなど、社会現象にまでなった。昨年10月に、続編である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が終了したが、その人気は未だ衰えず、さらなる続編を求める声も少なくなかった。今回の映画シリーズは、『DESTINY』からの続編となる模様である。
ガンダムシリーズの劇場映画は、つい最近『機動戦士Zガンダム3部作』が公開されたが、完全オリジナルとしては、1991年の『機動戦士ガンダムF91』以来のことである。スクリーンで、フリーダム、ジャスティスの暴れる姿が見られるのか、そして興行面でもどれだけのヒットを飛ばせるのか、注目が集まる。
参照記事:アニメ!アニメ!ニュース「機動戦士ガンダムSEED 映画化決定」
参照サイト:“X”plosion GUNDAM SEED
初代オバQ声優、曽我町子さん死去
曽我さんは1961年に、NHKの人形劇『チロリン村とくるみの木』で声優としてデビュー。1965年からTBS系で放送された、藤子不二雄原作のアニメ『オバケのQ太郎』では、主人公のQ太郎を演じ、子供たちから多大な人気を集めた。女優としても、『太陽戦隊サンバルカン』や『恐竜戦隊ジュウレンジャー』といったヒーロー戦隊ものの特撮にも出演し、主に敵役の魔女などを演じ好評だった。また女優業の傍らで、国立市内で骨董品店も経営していた。
参照記事:毎日新聞「訃報:曽我町子さん68歳=「オバQ」初代声優」