「のだめカンタービレ」“月9”でドラマ化決定
「のだめカンタービレ」は、講談社「KISS」にて連載中の、二ノ宮知子さん原作の人気漫画。音楽を一度聴けばその通りに弾けるという天才的な一面を持ちながら、楽譜を読むのが苦手、風呂嫌い、掃除嫌いという破天荒な性格の主人公「のだめ」が巻き起こす青春ラブコメディーである。コミックスは現在15巻まで発売中で、累計部数は1100万部を超えるベストセラーとなっている。また、作中で取り上げられたオムニバスアルバムも発売されており、クラシック界を巻き込んで話題を集めている。
「のだめ」役を演じる上野樹里は、以前に映画『スウィングガールズ』で、サックスバンドに没頭する女子高生を演じており、音楽ものはすでに経験済み。今度はクラシックという、こちらも難しいジャンルに挑戦するが、「原作がとても面白いので、ドラマも負けないように最後までパワフルにハートフルに頑張りたい」と意気込んでいる。一方、千秋を演じる玉木宏は、クラシック未経験で、今はピアノ、バイオリン、指揮を猛特訓中。「ぼく自身は千秋のような天才とはかけ離れていますが、全身全霊を込めて千秋という役柄を楽しんで演じきりたい」とコメントを寄せた。映画『ウォーターボーイズ』では、男のシンクロに青春を燃やす高校生を演じた玉木だが、今度はクラシックという舞台で、どう視聴者を魅了してくれるのか注目したい。
共演陣には、世界的指揮者のフランツ・フォン・シュトレーゼマン役に竹中直人(50)。金髪のバイオリニスト峰龍太郎役を瑛太(23)。ほか水川あさみ(23)、小出恵介(22)ら、個性派かつ実力派俳優が顔を揃える。竹中氏の出演には、『ウォーターボーイズ』ファンにはニンマリするかも。
そして、「のだめカンタービレ」のアニメ化も決定。こちらは来年の1月から、「ハチクロ」などを放送しているフジテレビの「ノイタミナ」枠で放送開始の予定。全23話の放送で、アニメーション制作は『ハチミツとクローバー』のJ.C.STAFF。監督は『メジャー』のカサヰケンイチ氏が務める。
ちょうど月9のドラマが終了し、続いてアニメ版の放送がスタートという流れが確立することになり、ドラマ・アニメ両者の相乗効果が期待できそうだ。今年の秋は、「のだめ旋風」が吹き荒れそう予感だ。
<参照記事>
「上野と玉木W主演、フジ月9で奏でる「のだめカンタービレ」」(サンケイスポーツ)
「速報! 大人気クラシック音楽コメディ「のだめカンタービレ」ついにアニメ化決定!&テレビドラマ化も!」(eg)
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