Nintendo World 2006 Wii体験会 in大阪リポート
今回の注目の的となっている「Wii」。その本体が入り口付近で展示されていたが、見たところ非常にコンパクトなボディ。本体のサイズは、幅44mm・高さ157mm・奥行き215.4mmと、ほぼルーターに匹敵するぐらいの大きさで、PS2やゲームキューブなどと比べて実に小さい。その上、縦置きなので場所をあまり取らなくて済みそうだ。ゲーム機は場所を取りがちなイメージを、「Wii」は見事に払拭している。この小ささもまた、「Wii」の注目度を上げている要因にもなっていると言っても過言ではない。
会場内は、「Wii」の数々のソフトがところ狭しと並び、どちらも行列ができるほどの盛況ぶり。中でも凄かったのは、任天堂の「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」。「Wii」との同時発売が予定されている人気シリーズの最新作だが、試遊ブースには最大4時間待ちの長い行列。開場から2時間で試遊受付が中止されるほどの異常な人気ぶりだった。「Wii Sports」の方は、「ボウリング」「ベースボール」「テニス」「ボクシング」「ゴルフ」の5つに分けてブースを展開。実際にスポーツをするように体を動かして楽しむ「Wii」のゲームスタイルに、体験した人はみな楽しそうな表情を浮かべていた。このほか、「スーパーマリオギャラクシー」「メイドインワリオ」「ドラゴンクエストソード」などの人気シリーズ最新作にもたくさんの人が集まった。
ゲームソフト以外にも、「Wii」ではデジカメなどで撮影した写真・動画を「Wii」で鑑賞・加工することができる「写真チャンネル」や、自分そっくりのオリジナルキャラクター(=「mii」)を作成できる「似顔絵チャンネル」などといった「Wiiチャンネル」が内蔵されており、こちらの体験もできた。さらに、「Wii」では、ファミコンやスーパーファミコン、ニンテンドー64はもちろんのこと、メガドライブ、PCエンジン、MSXといった懐かしの名機のゲームソフトを「Wii」にダウンロードしてプレイができる「バーチャルコンソール」と言う、往年のゲームファンにはたまらない機能がついている。「バーチャルコンソール」の試遊ブースでは、数々の懐かしゲームのシーンが映し出され、歴代のスーパーマリオシリーズが一気に流れる光景も見受けられた。
この他、ステージイベントも開かれ、Wiiステージでは「Wii sports」を、現実にプロで活躍中の(もしくは活躍していた)選手をゲストに迎え、実際にプレイをしてもらいながら、ゲーム解説もしてもらうという形で行われた。また、ニンテンドーDSの最新ソフトや12月14日発売の「ポケモンバトルレボリューション」の体験・イベントも行われ、DS・ポケモン人気の根強さをアピール。今回のイベントは、任天堂の今後の展開に多大なる期待を抱かせるものとなった。
「Wii」の発売まであと3週間あまり。任天堂の大逆襲が始まろうとしている。
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